社長、役員の方などのプレゼンテーションやスピーチを聞いていて、いつも思うことがあります。
それは「頭のいい人ほど話が分かりにくくなる」傾向にあるということです。
論理的におかしいということではないんですよ。論理的だからこそ逆に話がわかりにくくなる、という落とし穴についてのお話です。
社長、役員の方などのプレゼンテーションやスピーチを聞いていて、いつも思うことがあります。
それは「頭のいい人ほど話が分かりにくくなる」傾向にあるということです。
論理的におかしいということではないんですよ。論理的だからこそ逆に話がわかりにくくなる、という落とし穴についてのお話です。
前回に続いて、声のお話です。
「もっと抑揚をつけて話したいのですが、どうすればいいですか?」と質問されることがあります。
この「抑揚」というのがやっかいなんです。というのも、「抑揚をつける」ことを「歌を歌うように、単純に音程を上下させればよい」ことと解釈している方が少なくないからです。
「私、声が通らないんです。」
結構あるんです、ご自分の声に悩んでいらっしゃるという相談。
しかし、実際にその方の話している声は、確かに小さめではあるものの、声が通らずに聞こえにくいというレベルではないことがほとんどです。
どうしてそういう指摘をされてしまうのか?今回は「声が通らない」と思っている方に向けてのお話です。
今回は、普段会話するときに心がけると良いテクニックです。
それは、「自分がずっと話し続けない」ということ。自分ばかり話さず、時には相手に話の主導権を譲り、聞き役に回ることの大切さは、皆さんよくご存じだと思います。
これまで伝わる話し方の様々なコツをご紹介してきましたが、今回は最もシンプルなのにビジネスパーソンの皆さんがなかなか実際にできていないポイントをお伝えします。
必ずしなければいけないのに意外と苦手な人が多い自己紹介。今回は私なりのコツをお伝えします。
これからの季節、新しい任地に旅立つ方の送別会、新人などを迎える歓迎会が待っているという方も多いと思います。
そこで今回は、そうした場面で必ずやってくる「一言ご挨拶を」といわれたときの乗り切り方をお伝えしますね。
NHKを退職してまもなく3年、ビジネスの最前線に立つ社長や起業家の皆さん、様々な業界や企業の方のプレゼンテーションを聞く機会を積み重ねてきました。
そんな中で、ずっと心の中でわき上がっている思いがあります。それは、「あなたの話を理解してもらえているか、自分で心配にならないのかなぁ」ということです。
わかりやすい話し言葉のためには、話している様子を録音して、話す文章を見直すことを提案してきました。連載をお読みいただいている方の中には、ご自身の話を録音して聞き直した方もいらっしゃると思います。
今度は、文字ではなく音声面でチェックすべきポイントを挙げましょう。第3回で「早口」の問題は取り上げました。今回は、「黙ることの大切さ」についてです。