これまで伝わる話し方の様々なコツをご紹介してきましたが、今回は最もシンプルなのにビジネスパーソンの皆さんがなかなか実際にできていないポイントをお伝えします。
それは、「聞いている人の気持ちになってみる」こと。これまでお伝えしてきた話し方改善のための方法も、この考え方を基本にして生まれたものなんです。少し振り返ってみましょう。
これまで伝わる話し方の様々なコツをご紹介してきましたが、今回は最もシンプルなのにビジネスパーソンの皆さんがなかなか実際にできていないポイントをお伝えします。
それは、「聞いている人の気持ちになってみる」こと。これまでお伝えしてきた話し方改善のための方法も、この考え方を基本にして生まれたものなんです。少し振り返ってみましょう。
必ずしなければいけないのに意外と苦手な人が多い自己紹介。今回は私なりのコツをお伝えします。
これからの季節、新しい任地に旅立つ方の送別会、新人などを迎える歓迎会が待っているという方も多いと思います。
そこで今回は、そうした場面で必ずやってくる「一言ご挨拶を」といわれたときの乗り切り方をお伝えしますね。
NHKを退職してまもなく3年、ビジネスの最前線に立つ社長や起業家の皆さん、様々な業界や企業の方のプレゼンテーションを聞く機会を積み重ねてきました。
そんな中で、ずっと心の中でわき上がっている思いがあります。それは、「あなたの話を理解してもらえているか、自分で心配にならないのかなぁ」ということです。
わかりやすい話し言葉のためには、話している様子を録音して、話す文章を見直すことを提案してきました。連載をお読みいただいている方の中には、ご自身の話を録音して聞き直した方もいらっしゃると思います。
今度は、文字ではなく音声面でチェックすべきポイントを挙げましょう。第3回で「早口」の問題は取り上げました。今回は、「黙ることの大切さ」についてです。
今回はここまでの総仕上げ。しかもスパルタ式です。どうかついてきてくださいね。
その方法とは…「録画・録音したものを『一言一句』文字に書き出す」。それだけです。
え~!?なんて言わないでくださいね。手間はかかりますが効果は絶大です。といっても一年毎日続ける必要はありません。まずは一回チャレンジしてみてほしいのです。
私がアドバイスをしている皆さんも、この方法で見違えるように進歩しているんです!
話し方を改善するには、まずは、スマートフォンなどを使って録音(録画もOK)すること。しかし、録音したものを漫然と聞いてしまうと、自分の声や話している感じばかりが気になって挫折してしまうもの。そうならないためにはポイントを絞ってチェックするのがお勧めです。
今回は、「無駄な言葉のチェックのしかた」です。
いやぁとんでもない年でしたね。2020年。
話すこと、伝えることを長年考え続けてきた私にとっては、2020年こそ、「話すことの大切さがより高まった年」だった気がしています。
その大きなきっかけは、もちろん、新型コロナです。
「録音して自分の話し方に向き合いましょう」という話から始めたこの連載。その後、録音したものを聞き直すときの注意点を一つひとつお話ししています。ここまでは、「早口にならないように気をつける」「話す文章は短くする」の2点をお伝えしてきました。
ここまでお話ししたのは、「嫌でも録音しましょう」 「早口は万病のもと」というお話でした。今回お話しするのは、私のもとにトレーニングにいらっしゃる皆さんに必ず伝えていること。それは「話すときの文は、なるべく短くする」ということです。
「話すときの文は、なるべく短くする」を心がけるだけで、聞いていてわかりやすい表現になる、という優れもののコツですよ。