今回はここまでの総仕上げ。しかもスパルタ式です。どうかついてきてくださいね。
その方法とは…「録画・録音したものを『一言一句』文字に書き出す」。それだけです。
え~!?なんて言わないでくださいね。手間はかかりますが効果は絶大です。といっても一年毎日続ける必要はありません。まずは一回チャレンジしてみてほしいのです。
私がアドバイスをしている皆さんも、この方法で見違えるように進歩しているんです!
今回はここまでの総仕上げ。しかもスパルタ式です。どうかついてきてくださいね。
その方法とは…「録画・録音したものを『一言一句』文字に書き出す」。それだけです。
え~!?なんて言わないでくださいね。手間はかかりますが効果は絶大です。といっても一年毎日続ける必要はありません。まずは一回チャレンジしてみてほしいのです。
私がアドバイスをしている皆さんも、この方法で見違えるように進歩しているんです!
話し方を改善するには、まずは、スマートフォンなどを使って録音(録画もOK)すること。しかし、録音したものを漫然と聞いてしまうと、自分の声や話している感じばかりが気になって挫折してしまうもの。そうならないためにはポイントを絞ってチェックするのがお勧めです。
今回は、「無駄な言葉のチェックのしかた」です。
いやぁとんでもない年でしたね。2020年。
話すこと、伝えることを長年考え続けてきた私にとっては、2020年こそ、「話すことの大切さがより高まった年」だった気がしています。
その大きなきっかけは、もちろん、新型コロナです。
「録音して自分の話し方に向き合いましょう」という話から始めたこの連載。その後、録音したものを聞き直すときの注意点を一つひとつお話ししています。ここまでは、「早口にならないように気をつける」「話す文章は短くする」の2点をお伝えしてきました。
ここまでお話ししたのは、「嫌でも録音しましょう」 「早口は万病のもと」というお話でした。
今回お話しするのは、私のもとにトレーニングにいらっしゃる皆さんに必ず伝えていること。それは「話すときの文は、なるべく短くする」ということです。
「話すときの文は、なるべく短くする」を心がけるだけで、聞いていてわかりやすい表現になる、という優れもののコツですよ。
前回、「話し方を向上させたかったらまず録音しましょう」とお話しました。
次の段階は、その録音したものをどう聞くか、ということです。これが話し方を向上させる上で、最初のハードルです。
というのも、何も考えずに聞くと、自分の声があまりにヘンに聞こえて聞く気になれないからです。まずは声質については無視するようにしてください。
この連載の最優先目標は「聞いている人が理解しやすい」話し方を会得することです。声のよし悪しは今のところは放っておきましょう。
話し方がうまくなるには、何からはじめたらいいのか?多くの方から頂く質問です。
答えは簡単、ご自分の話している様子を、録音・録画することです。
こう言うと、「自分の声を聞くのは嫌!無理!」という方がほとんどです。わかります。私もそうでしたから。でもこれだけはやってほしいんです。
はじめまして、松本和也です。私は2016年にNHKを退職してから、主にビジネスパーソン向けの研修や社長・役員向けのスピーチコンサルタントをしています。
これまで本当に多くの皆さんが「話し方」についてお悩みなのを見てきました。そのお悩みの多くは、元アナウンサーの私からすると、「そんな誤解をしているの?」「そんなことにとらわれていたの?」「なんでそんな遠回りをしているの?」と感じるものでした。