聞いて理解しやすい日本語を意識した原稿・見やすさ重視のスライド作りから始める

滑舌や発声が気になる方、本当に多いですね。しかし、弊社では滑舌練習・発声練習をいきなり行うことはありません。まずは話す内容が聞き手にとってわかりやすいか、きちんと伝えたいことが明解に伝わるものになっているかを確認することから始めます。どんなに声や滑舌が良くても、話の中身がおそまつなものだったらそれ以上にはならないからです。「話す内容」、そして使用する場合は「スライド」もあわせてチェックします。「話す文言」は、チェックポイントは3つ。「一度聞いただけで何が言いたいのかスムーズに頭に入る」「抽象概念ばかりでなく具体的なイメージを描ける」「文を短くして、聞き手の理解力にあわせている」スライドは「情報過剰になっていないか」「話す内容に合わせた情報が提示できているか」「読むものではなく見るものになっているか」をチェックします。アドリブで話せる、というのはよほどのエキスパートだけです。まずは話す前の準備を徹底することから始めます。

わざとらしい滑舌・発声・外国人風のアクションなどは不要。
あなたらしい説得力のある話し方を身につける

スティーブ・ジョブズみたいに話したい。そうおっしゃる方、とても多いです。確かに彼の話し方は素晴らしいですが、それをそのまま真似してもうまくいきません。なぜなら、日常的にジェスチャーを交え表情豊かに話す文化で生きてきた彼らと、日本的な社会で育った私たちでは、言語はもちろん、表現の仕方そのものが異なるからです。なんとなく、外国人風に話すのではなく、精査した話す内容を自分の中にしっかりと落とし込み、「この話をなんとしても伝えたい」という思いを高める。その結果自然に出てくるアクションや抑揚を大切にすればよいのです。話し方教室でおそわるような「無理矢理つけた抑揚」は、わざとらしい印象を与えてしまいがちです。昔TVでやっていた「青年の主張」の劣化版みたいなスピーチをする必要はありません。あなたのふだんの話し方を、多くの人の前で聞いてもらいやすいように微調整する。そんな方法のほうが、かえって自然で熟練した話し方に聞こえるものです。その微妙なバランスを、代表の松本が皆さまお一人お一人にあわせてご提案していきます。

” 話す前の準備を徹底する。
練習を積んで伝えたいという気持ちを高める。
その先に「伝わる喜び」が待っています ”